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小屋番日記

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竜ヶ岳登山道整備 

5月27日竜ヶ岳登山道整備を実施した
先日調査した中道の倒木処理と何故かなくなってしまった
目印の取り付けが主な作業内容だ

中道ガレ付近の急登に倒木がある
以前からあったが今回の処理には理由がある

処理の完了、通行しやすくなった
この倒木がある事で迂回路ができてしまい
ある理由が伴って問題が発生した

ある理由とは
先日も紹介した善意の目印問題である
先日は目印だけであったが、本日は登山道も新しく作られていた
ここでは誰が作ったかは伏せておくとして
見た感じは視認性がよく確かに歩きやすいと思う
だが残念な事にこの周辺は竜ヶ岳きっての道迷いポイントでもある
その事を考慮せずに登山道整備は考えられないのだ

先日は3名の方、今日は6名の方が見ている目の前で道に迷い
廃道化した危険な蛇谷へと行こうとした為お声掛けをした
その迷う理由として、善意で実施した広い尾根を広く使った登山道整備と
目印を多用した視認による誘導があげられる

元来登山者は広い尾根では安心して情報を目から取り入れない
数人での山行では話に夢中になり、見た物の重要性を把握しない
またイニシアティブを他人に移譲する傾向がある
よって広い尾根は狭い登山道とし、目印での誘導はせず
そこしか歩けない様にするのが整備のセオリーである

今日はこの変わってしまった登山道を元の状態に戻すだけで
時間切れとなってしまった、これ以上変更しない様にお願いする

また、中道の登山道は豪雨と共に川の様に水が流れる
その流れによって人が歩いた登山道の轍が進行する
轍が進行すると当然歩きにくくなり、その横に迂回路が出来上がる
当然その迂回路も時間と共に轍が進行しまた迂回路が出来上がる
その地の土壌は流されて二度と草木が生えない斜面へと変貌する

現在中道では、道迷い対策としてアイキャッチポイントでの目印設置
轍となってしまった登山道の復旧と水の流れの変更
最後に人が歩く俗称登山道としての歩きやすさ改善
以上を実施しています
個人での登山道整備は遭難や災害を誘発させる恐れがある為
ご遠慮ください

鈴なりの紅満天星

出来てしまった踏み跡を消すことができないため
蛇谷分岐の立ち入り規制ロープを延長しました
見た目が悪いですが、下草が生えるまでは致し方ありません

竜ヶ岳にもギンリョウソウがお目見え

立ち木にスプレー缶にて目印がされています
植生への塗色などは考えられない行為です

川原にもスプレー跡が多用されています
こちらは目印としてよくありますが
残念なことに一方向のみの視認であるため
後日岩の向きを調整する必要が出てきました

竜ヶ岳の中道登山道は、竜ヶ岳の中でも一番急峻な地形にあります
当然人が歩く登山道も急な斜面に作られています
ここ最近ではその急な斜面を嫌ってか
立ち木や藪の中をトラバースする方が後を絶ちません

どうか現在ある登山道以外には踏み込まないでください
一度踏み跡ができると1ヶ月もすれば登山道になってしまいます
植生を保護しなければ山肌がむき出しになり荒廃へとつながります

いつまでも楽しい登山が出来る山を後世に残すためにも
皆さんのご協力をお願いいたします

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